3月に入り、ホテル喜良久のある山口市でも、 吹く風の中にぬくもりが感じられる今日この頃です。
旧暦では各月それぞれに「皐月」「如月」など、 行事や季節感に合わせてつけられた 和風月名という呼び名がありますが、3月は「弥生」。
「弥生」
童謡さくらさくらで「さくら、さくら、弥生の空はー」と唄われ、
実は旧暦で定められた和風月名の季節感は、
明治時代、
旧暦3月3日は新暦の4月、旧暦5月5日は6月にあたります。
桃の花の開花時期は例年3月半ばを過ぎてからなので、 現代のひな祭りは正確には桃の節句とはいえないのかもしれません 。
全国各地には、いまだに旧暦で行事が行われるところがあります。
6月に鯉のぼりが泳ぐ地域があれば、
山口県萩市では、「萩城下の古き雛たち」が開催中ですが、
代々受け継がれてきた気品あふれるお雛様。
桃の花の香りが漂うこの時節に飾られて、お雛様も嬉しそうです。
「萩城下の古き雛たち」
https://www.hagishi.com/hina/