バスのご利用もおススメです

新幹線で山口までお越しいただいた際には新山口駅から湯田温泉までの公共交通機関として、電車(山口線)とバスをご利用いただけます。

大半の方が電車をご利用されているようですが、路線バスも便数が多くて便利です。

 

例えば、当「湯田温泉ビジネスホテル喜良久」のチェックアウトの時間にあたる10時から11時までの間、湯田温泉から新山口駅に向けて1時間当たり約6本の路線バスが発車しますから、単純に計算すれば10分に1本の割合でバスがあることになります。

 

「湯田温泉ビジネスホテル喜良久」から湯田温泉バス停までは徒歩で5分。

 

単線電車のJR山口線から見るおだやかな車窓もおすすめですが、便利さならバスの方が上回るかもしれません。

旅のご計画の折にはバス利用もご検討くださいませ。

 

山口市総合時刻表

https://static.yamaguchi-ebooks.jp/actibook_data/201604040840_YamaguchishiSougouJikoku/_SWF_Window.html

 

なお、湯田温泉には上記の路線バス以外にも山口宇部空港までの空港接続バス(予約不要)が発着しております。

 

山口宇部空港連絡バス https://www.chugoku-jrbus.co.jp/airport/

 

 

 

 

 

 

 

 

当「湯田温泉ビジネスホテル喜良久」にお越しになるお客様は、

山口線の車窓を楽しみながらお越しくださる方も多いようですが、

 

 

夭折の天才詩人

chuya詩人・中原中也が山口市湯田温泉の出身であることをご存知でしょうか?

 

中也は30歳という若さで亡くなるまでに350篇を超える詩を残し、詩集『山羊の歌』『在りし日の歌』を出版しています。
また心酔したアルチュール・ランボーの詩を訳した『ランボオ詩集』を出版するなど、翻訳家としても才能を発揮しています。

現在でもランボーの研究に、中也の邦訳は欠かせないものとなっています。

生前は評価を得ることがないままでしたが、現在では抒情詩人として揺るぎない地位を得ています。

そんな中也の生家の跡地には、現在「中原中也記念館」が建てられています。

恋に一途な中也、無頼な中也、家族を愛する中也・・・
様々な中也の姿に出会える「中原中也記念館」。
その建物は「公共建築百選」に選定され、地域に根ざした建築物となっています。

当ホテル「湯田温泉ビジネスホテル喜良久」は「中原中也記念館」まで徒歩5分の位置にあり、ご宿泊の際には是非いちど「中原中也記念館」に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
また、机の引き出しには中也の詩集が入っておりますので、お部屋でも中也の詩をお楽しみいただけます。

最後に中也がふるさと山口を詠んだ詩をご紹介します。

「帰 郷」

柱も庭も乾いてゐる
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛の巣が
心細さうに揺れてゐる

山では枯木も息を吐く
あゝ今日は好い天気だ
路傍の草影が
あどけない愁みをする

これが私の故里だ
さやかに風も吹いてゐる
心置なく泣かれよと
年増婦の低い声もする

あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ