5月5日はこどもの日

さぁ、ゴールデンウィークがやってきます。
今年は新天皇の即位に伴って、10連休の超大型の黄金週間です!

国民の祝日が重なるゴールデンウィークですが、「昭和の日」「憲法記念日」「みどりの日」はあやふやでも「こどもの日」は5月5日と迷わず言える方は多いのではないでしょうか。
世界各地では「国際子供の日」の6月1日や、「世界こどもの日」の11月20日を「こどもの日」とする国も多いのですが、日本では「端午の節句」という男子の成長を願う風習のあった5月5日がこどもの日に制定されました。
日本の祝日に関する法律では、こどもの日は「こどもの日:5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とされています。
父に感謝はしないのかというツッコミはさておき、子供たちの笑い声で大人も安らぐという当たり前の幸せを感謝するのに良い日かもしれませんね。
新時代を支える子供たちの未来が幸せなものでありますように。

特別法案によるものですから、10連休となるのは今年限りです。
山口市湯田温泉のビジネスホテル喜良久の温泉大浴場「美肌の湯」や「朝食バイキング」は大人の方からお子様まで大変ご好評をいただいております。
温泉大浴場はチェックインから翌朝9時まで一晩中ご利用いただけます。
ぜひ、湯田温泉にお運びいただき、歴史的な改元に伴う歴史的な大型連休を存分にお楽しみくださいませ。

万葉の地、山口

今月1日に新元号が「令和」と発表され、来月からの実施を待つばかりとなりました。いよいよ新時代の幕開けですね。
これまでの元号は中国伝来の漢籍が出典でしたが、「令和」は歴史上初めて日本最古の歌集である万葉集から選定されました。
典拠は万葉集巻の五「梅花の歌三十二首并せて序」の一節で、これは天平2年(730年)正月、大宰府の大伴旅人の館で開かれた梅花の宴で詠まれたそうです。
福岡県太宰府市の太宰府天満宮や大伴旅人の邸宅跡地とされる坂本八幡宮では、さっそく観光人気が高まっているようです。

万葉集には山口県を詠んだ歌もあり、現在の岩国市、上関町、長門市、周防大島町などや角島、響灘が、登場してきます。
「周防なる 磐国山を 越えむ日は 手向けよくせよ 荒しその道」
(難所の多い岩国山を越えるときには、神様にお供えをしてよくお祈りしてください。荒々しく厳しい道ですから)
という歌は、大伴旅人の見舞いに訪れた人々が帰京する際に、旅の無事を祈って詠まれた歌です。
「令和」にかかわる大伴旅人につながる歌かと思うと、その味わいに深みがますような気がしてきます。

山口県内各地に万葉歌碑も建てられています。
当時の人々の思いがいきいきと伝わる万葉歌。
新たな時代が訪れるこの機会に、万葉集片手にゆかりの地を探訪し、歴史の風景にひたってみてはいかがでしょうか。