もうすっかりおなじみの道路施設「道の駅」。
「道の駅」という名前は、熊本大学の徳野貞雄教授の山口県阿東町でのプロジェクトから生まれた言葉です。
その後建設省に転用され、現在の「道の駅」の構想が動き出しました。
山口県・岐阜県・栃木県での実験段階を経て、平成5年に山口県阿武町を含めた全国103の施設が「道の駅・第1号」とされました。
そういうわけで、山口県と「道の駅」には深い関わりがあるのです。
そのせいか、山口県内の「道の駅」は、ただの休憩所の機能だけではなく、なかなか充実した施設が多いのも特徴です。
今年4月には「道の駅・センザキッチン」が長門市初の道の駅としてグランドオープンしました。
美しい北浦の海を眺めながら長門の海の幸を余すことなく味わえるレストランやバーベキュー施設。
とれたて野菜や魚介の販売所、おいしいパン屋さんも併設されています。
4月からは一日2往復で、JR新山口駅から長門間の直行便バスが運行されていますから、新幹線から降りてその足でセンザキッチンへと向かうこともできます。
現在、山口県内には24箇所に「道の駅」があります。
歴史の香りのする「道の駅・萩往還」や、お風呂とシャーベットが大評判の「道の駅・おふく」。
美味しい阿東牛を求める人で行列ができる「道の駅・長門峡」、ここでは時期によっては通りかかるSLの美しい姿を目にする機会もあります。
他の「道の駅」もそれぞれに個性的で、楽しめる施設ばかりです。
緑の美しいこの季節、山口県内の「道の駅」巡りはいかがでしょうか。
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