前へ前へ!

新型コロナウィルス感染症により、私たちの生活は様々な影響を受けていることは否めません。
収束までの見通しがはっきりせず閉塞感が漂う毎日ですが、まだまだ長期戦になるやもしれぬこの状況にうつむいてばかりはいられません。

先月、デマのせいでトイレットペーパーが売り場からなくなるという騒ぎがありました。都会では一時的に食料品までが品薄になり、買い占め騒ぎもあったとか。
タレントの伊集院光氏の奥様は、「手に入らないのに人を押しのけて買うぐらいだったら、私、ファスティングすればいいわ」と言われたそうです。
なるほど確かにこの状況を逆手にとってファスティング(断食)を行うというのは、なかなかの前向き発言。
自粛の影響で外食や飲み会が減ったことも、生活習慣の見直しの良いチャンスかも。
自宅待機や在宅勤務の推奨などで得た時間を大掃除にあてて、スッキリ断捨離というのもありですね。

先ごろ大分県別府市長が、別府温泉宿泊者減少の対策として、今年の夏ごろまでに自腹で計20泊する「別府エール泊」の実施を明らかにされました。
是非はともかく、自分の住む街にある宿泊施設に泊まってみるというのはなかなか面白い考えです。
この機会に「いつも通りかかるたびに気になってた」「以前から泊まってみたかった」など、興味のあるお近くのお宿の利用はいかがでしょうか。
遠出の旅行が厳しい状況なら、近場で楽しむというのも前向き思考ですね。

お近くでしたら湯田温泉のビジネスホテル喜良久も、宿泊先の選択肢のひとつに加えていただけると幸いです。
新緑の鮮やかなこの季節、さあ、元気に進んでいきましょう!

花の山口

草木が芽吹き、春の盛りとなりました。
新型コロナウィルス感染症の勢いはなかなか衰えませんが、季節はとどまることなく移ろっています。
山口市内も桜のあとはツツジやシャクナゲ、藤の花などが見ごろを迎えます。
新緑の中に花々が咲き誇る様には、自然の生命力の美しさが満ちあふれていますね。

花は見るだけでも心が洗われますが、甘い香りにも癒されます。
花々の香り成分には、思いがけない効果効能があるそうです。
例えば藤の花に含まれるベンジルアセテートなどの香気成分には、老化の原因物質である活性化酸素を抑える抗酸化作用があるとか。
桜の葉や花を塩漬けにするとクマリンという成分が生成されてあの独特の桜の香りが生じますが、それにはリラックス効果があるといわれています。
ということは、疲れた時のおやつは桜餅がいいかもしれません。
驚いたことに、芍薬にはゲラニオールをはじめ、あらゆる花の芳香成分が含まれているのだそうです。効能満載な感じですね。

湯田温泉のビジネスホテル喜良久のある山口市の阿東地区の十種ヶ峰には、山芍薬の自生地があります。
可憐な花々が一面に咲く景色は、険しい山道を登った人だけのご褒美です。
登山のあとは喜良久の温泉大浴場「美肌の湯」でおくつろぎくださいませ。
花々が咲き揃う山口で、皆様のご来館をお待ちしております。