湯田温泉の「ビジネスホテル喜良久」のある山口市は日本で最初にクリスマスのミサが行われた地です。
布教に訪れていたフランシスコ・サビエルのよって1552年の12月24日に降誕祭が行われました。
その史実によりスペインのナバラ州首相より、山口市が日本のクリスマス発祥の地であると認定されています。
日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・サビエルは、教科書など一般的には「ザビエル」と称されています。
しかし、山口市では「サビエル」と濁らずに呼ばれます。
なぜそうなったのかといういわれはよくわかっていませんが、山口の人は敬愛の念をもって「サビエル」と呼んでいます。
1952年(昭和27年)に建設された初代の聖堂は、1991年(平成3年)9月5日に焼失してしまいました。
しかし、1998年(平成10年)4月29日にイエズス会の関係者そして山口市民や全国の方々からの善意の募金によって、デザインを変えて再建されました。
山口市の人々はサビエル記念聖堂の穏やかな鐘の音とともに日々を送り、聖堂は山口市を代表する観光地ともなっています。
「12月、山口はクリスマス市になる」を合言葉に、山口市では様々なイベントが行われます。
サビエル記念聖堂でも12月1日(土)と2日(日)に「やまぐち光誕祭」として、サーチライトやレーザーを用いた光の演出が行われます。
亀山公園ふれあい広場では、12月1日(土)~31日(月)の間で焼失前のサビエル記念聖堂がイルミネーションで再現されますので、こちらもおすすめです。
日本のクリスマスは山口市から。歴史の香りがする山口のクリスマスをぜひお楽しみください。
日本のクリスマスは山口から実行委員会
https://www.xmas-city.jp/