観光列車 DL「やまぐち」号

湯田温泉ビジネスホテル喜良久のある湯田温泉には、JR山口線の「湯田温泉駅」があります。とても小さな駅ですが、足湯につかりながら間近で列車を眺めることができる全国でも珍しい駅です。

例年は春から秋までの間、足湯からSL「やまぐち」号の雄姿もご覧いただけたのですが、今年は「貴婦人」の愛称のC57と「デゴイチ」D51 の蒸気機関車が2両ともに検査・修繕・点検のためにしばしお休みします。
かわりに、ディーゼル機関車(DL)がけん引して、観光列車 DL「やまぐち」号として期間限定で走ることになりました。
区間はSL「やまぐち」号と同じ新山口駅~津和野駅間で、料金も同額です。
運行期間は今年の3月20日から9月20日までとなっており、10月以降の運行スケジュールは、現在のところ未定です。

最近ではすっかり珍しくなったディーゼル機関車ですが、一時期は蒸気機関車にとってかわる存在として活躍していました。
今では表舞台に立つことも少なくなり、JR西日本の保有台数も年々減少し、今ではSLの車両と並んで貴重な存在となっています。

山口線ではこれまでSLが故障したときに代役として登場することがありましたが、シーズン初日からディーゼル機関車が主役となってけん引するのは初めてです。

湯田温泉界隈にはお馴染みのSLの汽笛にかわって、今季はディーゼル機関車の汽笛が鳴り響きます。この機会にDL「やまぐち」号の特別運行をお楽しみくださいませ。

・山口線観光列車 DL「やまぐち」号の運転計画について
http://c571.jugem.jp/?eid=353#comments

日本の味、山口県の銘酒

縄文時代に中国から伝わった稲作は、弥生時代には日本全土に広がりました。その広まりとともに日本酒の歴史が始まりました。
令和の今世界各国のお酒を手に入れることができる時代となっても、私たちの生活の折々に日本酒は登場します。神前へのお供えやお花見などの季節の行事、結婚式などお祝いの席にも日本酒は欠かせません。美味しい水とお米があるところには、美味しい日本酒が生まれます。
米どころ山口県には、山口県産の米にこだわり「山口ならではの味」を目指して醸造された、たくさんの銘酒があります。
平成28年度の調査で山口県は酒蔵数は39で全国第16位でした。そんな山口県の日本酒は、全国で唯一10年以上連続して出荷が増えており、日本のみならず世界で愛されるお酒として成長を続けているところです。

日本酒の風味は、口当たりがすっきり滑らかな「端麗(たんれい)」と、口当たりが濃厚でコクのある「濃醇(のうじゅん)」に分けられ、糖度と酸度との兼ね合いで甘口辛口それぞれの味わいとなります。
三方を海に囲まれた山口県の日本酒は、特産の魚介にあう端麗旨口(辛口)が主流ですが、ひと昔前には多かった濃厚な甘口のお酒の味を守り続けている酒蔵もありますから、どの銘柄を選べばよいのか悩ましいところだと思います。

そんな方におすすめなのが湯田温泉観光回遊拠点施設「狐の足あと」です。
こちらは「観る」「食べる」「買物する」という湯田温泉の旅のお楽しみを紹介する最旬の情報が揃っている観光案内施設ですが、施設内のカフェメニューの中に山口県内のお酒を楽しめる「利き酒セット」があります。
狐の足あとは ビジネスホテル喜良久から徒歩3分。
併設された足湯につかりながら、のんびりと味比べをされてみてはいかがでしょか。
世界に誇る山口県の日本酒の味わい、ぜひお楽しみくださいませ。・湯田温泉観光回遊拠点施設[狐の足あと]:http://www.yuda-onsen.jp/

ハッピーバレンタインデー

立春も過ぎ、少しずつ過ごしやすくなってまいりました。
ただ今ビジネスホテル喜良久では外壁工事を行っております。
2月1日〜2月5日までの休業を終えて現在は営業中ではございますが、工事期間を4月下旬まで予定しており、その間何かとご迷惑をおかけいたします。
お寛ぎのさまたげにならないよう十分に配慮させていただきます。
恐れ入りますが ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

湯田温泉のビジネスホテル喜良久は春に向けてちょっとお色直し。どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

さて、2月14日はバレンタインデー。
ローマ時代、士気高揚のため禁止となっていた兵士の結婚を手助けをした聖人バレンタインが処刑された日が「恋人の日」となったとか。
女性からチョコレートを渡して愛を告白する日などと言われていますが、それは日本発祥の独自ルールです。
海外では男女間だけでなく家族や友人知人にカードやプレゼントを贈り、男女共通に愛情を示しあう日なのでお返しという認識は存在せず、ホワイトデーという習慣もないそうです。

日本式バレンタインはチョコレート業界が仕掛けたというウワサがありますが、インナーウェアー業界も1991年に「メンズバレンタインデー」を制定しました。
毎年9月14は男性から女性に下着を贈って愛を告白するという日」としましたが、一歩間違えるとセクハラにもなりかねないせいか、いまひとつ盛り上がっていません。
また、昭和の頃は、セプテンバーバレンタイン9月14日は女性から別れを切り出す日ともいわれていたとか。もちろんこれも日本独自の話です。

自分の気持ちを伝えるのに男女どちらからなど関係ない時代となりこの先日本式バレンタインデーも姿を変えていくのかもしれませんが、聖バレンタインの恋人たちへの想いは変わらずに伝わっていくことを願います。

私たちは今、大事な人が安全に過ごせることを日々祈って過ごしています。皆様の大切な人にその想いが伝わりますように。
コロナ収束に向けてご尽力されている方々への感謝と敬意、そして皆様のご健康への願いをこめて、Happy Valentine’s Day!

春を感じる2月のイベント

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」 「1月は行く2月は逃げる3月は去る」
正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうということを示したことわざですが、早いもので1月がいよいよ行ってしまいます。
ことわざ通り、新年明けてからはどんどん時間が過ぎていくような気がしていますが、皆様はいかがでしょうか。
2月3月は気を引き締めて計画的に日々を過ごしたいものです。

さて、時とともに季節は移ろい、2月の節分行事の後にはお雛さまの支度があちらこちらで始まります。
山口県内でも各地でひな祭りイベントが開催されます。
また、萩市では  約25,000本の木々にヤブツバキが見事に咲き誇る「萩・椿まつり」が、秋吉台では日本最大規模の野焼きといわれる伝統行事の「山焼き」が開催されます。広大な台地が徐々に炎に包まれていく様は圧巻です。

春の気配が感じられるイベントには心が躍ります。
忙しい日々の中でちょっとひと休み。癒されイベント、おすすめです。

※イベントの開催情報は変更になる場合があります。詳細をご確認のうえお出かけくださいませ。

〇毛利博物館企画展「お雛さま」
2021年2月6日(土)~4月11日(日)
℡:0835-22-0001(毛利博物館)
http://c-able.ne.jp/~mouri-m/

〇川棚温泉ひなまつり2021
2021年2月26日(金)~3月3日(水)
℡:083-774-3855(川棚温泉まちづくり(株))
https://www.kawatananomori.com/topics_details.html?u=647

〇萩城下の古き雛たち
2021年2月3日(水)~4月3日(土)
℡:0838-25-3139(萩市観光課)
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=900046

〇城下町長府ひなまつり
2021年2月7日(日)~3月14日(日)
℡:083-231-1350(下関市観光政策課)
https://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spots/17432

〇烏山民俗資料館コレクション展カラスヤマのひなまつり2021
2021年1月23日(土)~3月16日(火)
℡:083-774-3855(烏山民俗資料館)
http://www.karasuyama-museum.jp/tenji/tenji.html

〇秋吉台・山焼き
2021年2月21日(日)
℡:0837-52-1115 (美祢市農林課)
https://karusuto.com/event/

〇萩・椿まつり
2021年2月11日(木)~3月20日(土)
℡:0838-25-3139 (萩・花ごよみ実行委員会)
https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=900047

初春のごあいさつ

皆様 謹んで新春のお慶びを申し上げます
幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます
本年もホテル喜良久をどうぞよろしくお願い申し上げます

年末年始にはお笑い番組が数多く放映されますが、人気お笑いコンビ「ぺこぱ」もいろんな番組に出演していましたが、メンバーのひとり松陰寺太勇さんは山口県光市の出身です。
持ちネタのセリフ「時を戻そう」は、子供たちに大人気です。
時を戻せるものならもう一度あの頃に!と心をよぎるものがありますが、時は進んでいます。
希望を持って新たな一年に踏み出していきましょう。

昨年のことですが、ホテル喜良久のロゴマークを新しくいたしました。
温泉大浴場「美肌の湯」も一部改装し、ご好評いただいております。
そして、ホームページトップでご覧いただいておりますが、Facebookを開設いたしました。
日々の出来事や、湯田温泉や山口市の風物詩などを画像を添えてお届けしておりますので、ぜひご覧くださいませ。
今頃Facebook開設!?と思われる向きもあるかもしれません。
突っ込まないツッコミ優しいツッコミでお馴染みの「ぺこぱ」風に申しますと
「いやゆっくり進化するホテルがあってもいい」というところでしょうか。
少しずつ、でも、着実に前進しているビジネスホテル喜良久!今年もどうぞご期待ください。

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。