日本の味、山口県の銘酒

縄文時代に中国から伝わった稲作は、弥生時代には日本全土に広がりました。その広まりとともに日本酒の歴史が始まりました。
令和の今世界各国のお酒を手に入れることができる時代となっても、私たちの生活の折々に日本酒は登場します。神前へのお供えやお花見などの季節の行事、結婚式などお祝いの席にも日本酒は欠かせません。美味しい水とお米があるところには、美味しい日本酒が生まれます。
米どころ山口県には、山口県産の米にこだわり「山口ならではの味」を目指して醸造された、たくさんの銘酒があります。
平成28年度の調査で山口県は酒蔵数は39で全国第16位でした。そんな山口県の日本酒は、全国で唯一10年以上連続して出荷が増えており、日本のみならず世界で愛されるお酒として成長を続けているところです。

日本酒の風味は、口当たりがすっきり滑らかな「端麗(たんれい)」と、口当たりが濃厚でコクのある「濃醇(のうじゅん)」に分けられ、糖度と酸度との兼ね合いで甘口辛口それぞれの味わいとなります。
三方を海に囲まれた山口県の日本酒は、特産の魚介にあう端麗旨口(辛口)が主流ですが、ひと昔前には多かった濃厚な甘口のお酒の味を守り続けている酒蔵もありますから、どの銘柄を選べばよいのか悩ましいところだと思います。

そんな方におすすめなのが湯田温泉観光回遊拠点施設「狐の足あと」です。
こちらは「観る」「食べる」「買物する」という湯田温泉の旅のお楽しみを紹介する最旬の情報が揃っている観光案内施設ですが、施設内のカフェメニューの中に山口県内のお酒を楽しめる「利き酒セット」があります。
狐の足あとは ビジネスホテル喜良久から徒歩3分。
併設された足湯につかりながら、のんびりと味比べをされてみてはいかがでしょか。
世界に誇る山口県の日本酒の味わい、ぜひお楽しみくださいませ。・湯田温泉観光回遊拠点施設[狐の足あと]:http://www.yuda-onsen.jp/