山口の方言

山口県のゆるキャラは「ちょるる」という名前なのですが、これは山口県の方言に由来しています。

ビジネスホテル喜良久がある山口市のとなりの防府市夏まつりの総踊りでは
「♪ちょるちょるやっちょる踊っちょる、見ちょるやっちょる踊っちょる」という歌詞で市民が踊ります。

翻訳(笑)すれば「♫やってるやってる踊ってる、見てるやってる踊ってる」ということになるわけですが、
語尾に「ちょる」や「ちゃ」をつけるのは、山口県の方言の特徴のひとつです。

山口県では、トランプを切る、すなわちシャッフルすることを「くる」といいます。
「よく切ってね」ではなく「よく、くってね」と言う言葉に、トランプ中に何か食べるのかと思う人もいるかもしれませんね。

大変だとか台無しだという意味で使われる「わや」という言葉や、最上級をあらわす「ぶち」ということばもあります。

「山口県はぶちええところじゃったっちゃ」とあちらこちらで言っていただけると、山口県民はぶち喜ぶっちゃ。

標準語が制定された明治政府の要職に山口県出身者が多かったことや、明治初期の軍隊用語の一部に山口の方言「~であります」という使い方が取り入れられたことにより派生した誤解や思い込みで、自分たちの言葉は標準語・共通語に近いと思っている山口県民は少なくありません。
実は思いっきり方言を使っているのに気づかないのが山口県民のおちゃめなところです。

山口市のビジネスホテル喜良久でも、スタッフが温かい方言でお迎えいたします。
どうぞおいでませ喜良久へ。

♯「防府おどり」作詞:石本美由起 作曲編曲:鈴木淳 歌:都はるみ